ごあいさつ

朝日分光は、1970年の創業以来、光学機器・光学部品の専門メーカーとして、光学製品の製造・販売をしております。その間、「我々を取り巻く状況にいかなる変化が生じたとしても、朝日分光が世の中にとって必要な存在であり続ける」を基本理念に据えて参りました。

私たちが取扱う商品は、ナノテクノロジーの微細加工部品から宇宙を観察する光学部品、測定機器まで多種多様で、それらの開発から製造までを一貫して手掛けております。これらの商品は、医療診断装置などの医療機器業界、フラットパネルなどの製造装置業界、バイオテクノロジーの研究などの解析装置業界などに幅広く活用されております。特に航空宇宙開発分野では、ハワイ島にある世界最大規模の大型光学赤外線望遠鏡「すばる望遠鏡」に採用され、宇宙の歴史や構造の解明にも貢献しております。

近年、様々な分野で技術革新が起きておりますが、朝日分光でも、「新しいプロセス技術」と「これまで培ってきた光学薄膜分野の基礎技術」を融合させることにより、「際立った特徴をもった商品づくり」を進めております。そして、新たな市場を創り出すべく、『創造力』と『提案力』のある企業を目指して、今後ともチャレンジを続けて参ります。企業を成長させていくには人材が必要になりますが、朝日分光では社員が働きやすい環境づくりにも配慮しております。社員1人1人が活躍の場を見つけ、朝日分光の社員であること、自分の仕事に誇りを持ってもらえる企業づくりを目指しております。

朝日分光は、現在のような変化の激しい世の中でも、状況に素早く対応し価値を生み出せるグローバル企業を目指し、今後も成長していきたいと考えております。これからも、全社員一丸となって全力を尽くし、努力して参りますので、何卒これまで以上のご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役 木村俊彦